Amazonでの買い物などに使える便利なAmazonギフト券。
近年はプレゼントや景品でも入手する機会が増えており、自分では購入したことがないけれども手元にあるという人もいることでしょう。
Amazonギフト券は記載されているギフトコードをアカウントに登録することで使えるようになります。
実は「アカウントに登録できない」「登録はできたけれども支払方法として選べない」など使うことができずに困った経験があるという人も少なくありません。
そこで今回は、Amazonギフト券が使えない原因や対処法をケースごとに詳しく紹介していきます。
そもそもAmazonギフト券はどうやって使えばいいの?
Amazonギフト券が手元にあるという人の中には、そもそも使ったことがないので使い方がわからないという人もいるかもしれません。
そこでまずは、Amazonギフト券の使い方について確認していきましょう。
Amazonギフト券をアカウントに登録する流れ
Amazonギフト券はギフト券の状態のままでは使うことができず、自分のアカウントに登録して初めて支払いに使えるようになります。
Amazonギフト券をアカウントに登録するまでの手順は次の通りです。
1.Amazonギフト券に記載されているギフト券番号を確認する
Amazonギフト券には16桁の英数字のギフト券番号が記載されています。
Amazonギフト券をアカウントに登録するためにはこのギフト券番号が必要なのでまずは確認しておきましょう。
2.Amazonのサイトにアクセスしログインする
Amazonの公式サイトから自分のアカウントにログインします。
なおAmazonでの買い物はAmazonギフト券を使うかどうかに関係なくアカウントがなければできないため、まだアカウントをお持ちでない場合は先にアカウントを作成してください。
3.ギフト券番号の入力画面を開く
ログインが完了すると画面上部にメニューバーが表示されます。
その中から「ギフト券」をクリックします。
するとAmazonギフト券のコンテンツの画面が表示されるので、画面上部にある「アカウントに登録」をクリックします。
その後ギフト券番号の入力画面が開きます。
4.ギフト券番号を入力する
入力画面が開いたらお持ちのAmazonギフト券に記載されているギフト券番号を正確に入力して「アカウントに登録する」をクリックします。
以上でAmazonギフト券のアカウントへの登録が完了します。
なおチャージタイプのAmazonギフト券の場合は購入時に自動的にアカウントにチャージされるため、これらの手続きは必要ありません。
Amazonギフト券で支払いをする流れ
続いてはアカウントに登録したAmazonギフト券で支払いをする流れを見ていきましょう。
1.カートに商品を入れて購入手続きを進める
まずは普通にクレジットカードなどで買い物をするときと同じようにほしい商品をカートに入れてレジに進んでください。
2.支払い方法でAmazonギフト券を選択する
そのまま手続きを進めていき、注文内容の確認画面まで進みます。
確認画面では支払方法が表示されているため、Amazonギフト券になっているかを確認します。
なおAmazonギフト券の残高があり使用できるときには、自動的に支払方法がAmazonギフト券になります。
ケース①Amazonギフト券をアカウントに登録できない
Amazonギフト券はアカウントに登録しなければ使えないと紹介しましたが、いざアカウントに登録しようとしてもアカウントへの登録ができないことがあります。
まずはそのケースの原因や対処法を見ていきましょう。
ギフト券番号が間違っている
Amazonギフト券が登録できない時の原因として最も多いのが、入力したギフト券番号が間違っていることです。
ギフト券番号は1文字でも間違っていると登録することはできないため、再度正確に入力できているかを確認してみましょう。
またスマホアプリではカメラでスキャンすることができますが、スクラッチ部分などが少しでも残っていると上手く読み取れないことがあるため、ギフト券番号の部分をきれいな状態にしてから再度読み込んでください。
すでに他のアカウントに登録されている
Amazonギフト券は1枚につき1つのアカウントにしか登録することができません。
そのため既に他のアカウントに登録済みのAmazonギフト券は、記載されているギフト券番号を入力しても登録はできません。
例えば他のアカウントに間違えて登録してしまったので別のアカウントに移動させたいと思っても、それはできないのです。
このような原因でAmazonギフト券が登録できない場合は「別のアカウントに登録済みです。」と表示されるので、登録したアカウントで使うようにしてください。
なおAmazonギフト券の売買仲介サイトなどで購入したものの場合、使用済みのAmazonギフト券が販売されている可能性もあります。
そのような場合はすぐに仲介サイトの運営に問い合わせをしましょう。
Amazonギフト券の有効期限が切れている
実はAmazonギフト券には有効期限が設定されています。
そのため古いAmazonギフト券をお持ちの場合はそれが原因で登録できない可能性もあります。
Amazonギフト券の有効期限は2017年4月24日以降に発行されたものであればタイプや額面に関係なく、一律で発行から10年となっています。
2017年4月24日以降に発行されたギフト券は現在はまだ有効期限ないですが、それ以前に発行されたものについては現在よりも有効期限が短かったため、全て期限が切れてしまっているので注意してください。
海外で発行されたAmazonギフト券をもっている
Amazonは日本国内だけでなく世界中で利用されています。
ですが実は国ごとにAmazonのサイトは異なっており、Amazonギフト券も発行された国のアカウントでなければ使うことができません。
そのため海外で発行されたAmazonギフト券をお持ちの場合、日本のAmazonのサイトでは使用することができず、登録もできません。
このようなケースでは日本で再度Amazonギフト券を買い直す必要があります。
Amazonギフト券の支払いが完了していない
Amazonの公式サイトでAmazonギフト券を購入する場合、支払いが完了してからでなければギフト券番号を確認することができません。
ですがコンビニなどで販売されているAmazonギフト券の場合、店舗内にAmazonギフト券が陳列されているため、スクラッチ部分を削ってしまえば支払いをしなくてもギフト券番号を確認することが可能です。
ですがカードタイプのAmazonギフト券はレジを通して初めてギフト券番号が有効になる仕組みになっていて、レジで支払いをしていない状態ではギフト券番号を登録することができません。
仲介サイトなどではまれに不正な方法で入手した、レジを通していない状態のAmazonギフト券が販売されていることもあるので注意してください。
ケース②Amazonギフト券で支払いができない
Amazonではアカウントに登録すればAmazonギフト券が使えるのですが、中には登録されているのを確認したけれども、Amazonギフト券を支払い方法として選べなかったという人もいます。
このようなケースの場合、購入しようとしている商品がAmazonギフト券での支払いに対応していない可能性があります。
実はAmazonではすべての商品をAmazonギフト券で購入できるわけではなく、次の2つの商品はAmazonギフト券で支払いをすることができません。
・Amazonギフト券
・Amazonギフト券での支払いに対応していないAmazonマーケットプレイスの商品
特にAmazonマーケットプレイスの商品は出品者がAmazonギフト券での支払いができるかを自由に決めることができます。
そのため同じ商品であっても出品者によってAmazonギフト券で支払いができるかが異なるので注意してください。
ケース③登録してあったはずのAmazonギフト券がなくなってしまった
Amazonギフト券を使っている人の中には、アカウントに登録したはずのAmazonギフト券がある日突然なくなってしまったという人もいます。
実はこのようなケースにもいくつかの原因が考えられます。
原因を知っておけばそのような事態を避けることもできるため、確認していきましょう。
Amazonギフト券が無効化された
Amazonギフト券はAmazonの公式サイトかコンビニなどの正規の販売店で購入するのが本来の入手方法ですが、それ以外にもネットオークションサイトや電子ギフト券の売買仲介サイトなどでも購入することができます。
オークションや仲介サイトを利用すると正規の方法よりも安くAmazonギフト券を入手できる可能性もあるため、それらの方法で購入しているという人も少なくありません。
ですがこれらの方法で手に入れたAmazonギフト券は、詐欺などの不正な方法で入手されている可能性があります。
不正な方法で入手されたAmazonギフト券はAmazon側がロックをかけてしまい無効な状態にされてしまうことがあります。
結果アカウントに登録していたはずなのにAmazonギフト券の残高がなくなってしまうのです。
残念ながらオークションサイトや仲介サイトは個人間で売買を行うため、不正な手段で入手したAmazonギフト券が出品されることも多いです。
そのため何も知らないうちに不正なAmazonギフト券を購入してしまい、使えなくなってしまう可能性があります。
またAmazonではAmazonギフト券の転売を禁止しているため、例え正規の方法で購入されたものであっても転売をしたことで不正なAmazonギフト券だと判断されてしまい、無効化されてしまう可能性もあります。
一度無効化されてしまったAmazonギフト券はまず元の状態には戻してもらえないため、カスタマーサービスに問い合わせをしても対応してもらえない可能性が高いので注意が必要です。
有効期限が切れてしまった
Amazonギフト券には有効期限があると紹介しましたが、実はこの期限はアカウントに登録されてもリセットされず、期限内にすべてを使い切る必要があります。
そのため有効期限ぎりぎりのAmazonギフト券の場合、アカウントに登録後に有効期限が過ぎてしまいなくなってしまう恐れもあるのです。
Amazonギフト券の残高は登録後は公式サイトからいつでも確認できるため、常に有効期限を意識しながら使うようにしましょう。
Amazonギフト券が使えなくなるのを防ぐにはどうすればいいの?
ここまでに紹介してきたようにAmazonギフト券は登録できない買ったり無効化されてしまうなどの理由から使えなくなってしまう恐れもあります。
そこでここからは、Amazonギフト券が使えなくなる事態を防ぐために意識すべきことを紹介していきます。
いつ購入したギフト券なのかを確認しておく
Amazonギフト券には有効期限が設定されており、その期限までに使い切らなければ無駄になってしまいます。
そのためAmazonギフト券を購入・入手したらいつ購入したものなのかを確認するようにしましょう。
なおAmazonのアカウントに登録してしまえば、有効期限がいつまでなのかをAmazonのサイトから確認できるようになるため、使う予定がある場合は早めに登録してしまうのもおすすめです。
Amazonギフト券の購入はAmazonの公式サイトは正規の販売店で行う
Amazonギフト券はネットオークションや仲介サイトなどを使えば定価よりも安く購入できます。
ですがこれらの方法は正規の購入方法ではないため、Amazonギフト券が無効化されてしまう恐れもあります。
無効化は正規の方法でAmazonギフト券を購入すればされることはありません。
そのためAmazonギフト券はAmazonの公式サイトから正規の販売店で購入するようにしましょう。