Amazonのサイトで買い物の支払いなどに使えるAmazonギフト券。
アカウントに登録することで使えるようになりますが、中には「Amazonギフト券を使うつもりはなかったのに間違えて使ってしまった」「アカウントに登録したけれども、誰かにあげたいので登録をキャンセルしたい」という人もいます。
ではAmazonギフト券を間違えて登録してしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
今回はそんな疑問について解説していきます。
Amazonギフト券は一度登録してしまうと元に戻すことはできない・・・
結論から言ってしまうと、Amazonギフト券は一度アカウントに登録してしまうと未登録の状態に戻すことはできません。
また登録したAmazonギフト券を他のアカウントに譲渡することもできません。
そのためたとえ間違ってしまったとしても、Amazonギフト券をアカウントに登録してしまったら自分で使わなければいけません。
Amazonの利用規約を見ても「一度アカウントに適用したAmazon.co.jpギフト券番号を他のアカウントに転送することはできない」と明記されているため、Amazonの運営に問い合わせても対応してもらうことはできないので覚えておきましょう。
間違えてAmazonギフト券を登録してしまった・・・どうやって使えばいい?
ここまでに紹介してきたように、間違えてAmazonギフト券を登録してしまったら元の状態に戻すことはできないため、自分で使わなければいけません。
ではアカウントに登録したAmazonギフト券はどんなことに使えるのでしょうか。
ここからはAmazonギフト券の使い道を紹介していきます。
間違えて登録してしまった場合はこれから紹介する方法のいずれかで使うようにしましょう。
Amazonで商品を購入できる
Amazonギフト券のもっとも一般的な使い道が、商品購入時の支払いに使うというものです。
アカウントに登録されたAmazonギフト券は現金やクレジットカードと同じようにアマゾンでの支払いに使うことができます。
そのため普段からAmazonのサイトを使っているという人は、支払いに利用すれば無駄なく使うことができます。
なおすべての商品が購入できるわけではなく、Amazonギフト券やAmazonギフト券での支払いに対応していないマーケットプレイスの商品の支払いには使えないので注意してください。
AmazonPayでの支払いに使う
Amazonは決済サービスであるAmazonPayというサービスも提供していますが、実はアカウントに登録したAmazonギフト券はこのAmazonPayでECサイトで支払いをするときに使うことができます。
そのためAmazonPayを使うことでAmazonのサイト以外での支払いもできるのです。
なお中にはAmazonPayでの支払いには対応しているけれどもAmazonギフト券は使えないというECサイトがあるので、すべてのECサイトで使えるわけではありません。
またAmazonPayでの支払いが可能な実店舗でも使うことができないので注意してください。
デジタルコンテンツを購入する
AmazonにはKindle(電子書籍)、デジタルミュージック、Amazonプライム・ビデオといったデジタルコンテンツに関するサービスも提供しています。
実はAmazonギフト券を使えばこれらのコンテンツも購入することができます。
電子書籍や音楽、有料動画などが購入できるため、普段は買わないけれども間違えて登録してしまったことをきっかけに欲しかったコンテンツを購入するという人もいます。
Amazonプライム会費の支払い
AmazonにはAmazonプライムという有料会員制度があります。
実はこのAmazonプライム会費もAmazonギフト券で支払うことができます。
月払いの場合は事前に支払い方法としてAmazonギフト券を指定しておけば自動的に支払いができますし、万が一足りなくなった場合も残高を他の方法で支払ってくれます。
登録してしまったAmazonギフト券を買い取ってもらうことはできるの?
Amazonのサイトを普段から使わないという人は、Amazonギフト券を手に入れたときに買取サイトなどでの現金化を考えることも多いです。
ではもし間違えてAmazonギフト券をアカウントに登録してしまった場合、買取サイトなどで買い取ってもらうことはできるのでしょうか。
登録済みのAmazonギフト券は基本的に買い取ってもらえない
Amazonギフト券買取サイトではAmazonギフト券の買取を行っていますが、買い取っているのは基本的には未使用品のみです。
そのため一度でもAmazonギフト券をアカウントに登録してしまうと、買い取ってもらうことはできません。
Amazonギフト券はコードを入力することで使えるようになりますが、一度でもアカウントに登録してしまったコードはそれ以降は使用済みとなって使えなくなります。
たとえ買取サイトに使用済みコードを伝えたとしてもまずばれてしまい、買い取ってもらうことはできません。
まれに使用済みコードを買い取ってしまうというケースもありますが、その後必ずばれてしまい、買い取り代金の請求が行われるので絶対にやめましょう。
一部の買取サイトでは登録済みのAmazonギフト券も買い取ってもらえる
実はAmazonギフト券買取サイトの中でも極一部のサイトではアカウントに登録済みのAmazonギフト券の買取を行っています。
そのような業者ではアカウントに登録したAmazonギフト券で業者が指定する商品を購入し、その商品を買い取ってもらうことで現金化をすることができます。
そのためアカウントに登録したAmazonギフト券は一切買取サイトで買い取ってもらえないというわけではありません。
ですがアカウントに登録済みのAmazonギフト券の買取に対応しているのは本当に一部のサイトのみで、また買取率は未使用のAmazonギフト券を買い取ってもらうときよりも低くなってしまうため注意も必要です。
商品を購入して買い取ってもらえば現金化は可能
アカウントに登録してしまったAmazonギフト券はAmazonでの支払いに使えると紹介しましたが、実はこれを使って現金化をすることも可能です。
AmazonでAmazonギフト券を使って支払いをして商品を購入し、その商品を買い取りショップに持っていけば間接的に現金化をすることができます。
そのためどうしても登録済みのAmazonギフト券を現金化したい場合は、換金性の高い商品を購入して自分で現金化をするという方法もあります。
ですが商品が届くまで1日~数日かかるため即日での現金化は難しく、またAmazonギフト券を直接買い取ってもらうよりも買取率が低くなる可能性が高いので覚えておきましょう。
Amazonギフト券の現金化目的での購入・使用は禁止されているので注意
Amazonの利用規約ではAmazonギフト券の購入や使用は禁止されています。
そのためたとえ間違えて登録してしまったAmazonギフト券であっても現金化目的で使用したことがAmazon側にばれてしまうと、アカウントの停止などの措置が取られる恐れがあります。
Amazonギフト券を間違えて登録してしまった人が現金化をする場合、少しでも早く高額で現金化をするために、一度に高額な商品を購入してしまったり、換金性の高い同じ商品を何度も購入してしまいうことがありますが、それがきっかけで現金化を疑われるリスクが高くなるので注意してください。
Amazonギフト券の一部だけをアカウントに登録することはできるの?
Amazonギフト券が手元にあるという人の中には、額面の一部だけをアカウントに登録したいという人もいます。
ですがAmazonギフト券はアカウントに登録する際には額面の金額すべてを一度に登録してしまいます。
そのため一部のみを登録するということはできません。
間違えて登録してしまったという人の中には、一部の金額のみを登録しようとした結果使ってしまったという人もいるので注意してください。
アカウントに登録してしまったAmazonギフト券が消えた!?その理由とは
Amazonギフト券はアカウントに登録してしまうと元の状態に戻すことはできないと紹介してきました。
ですがAmazonのサイトを使っている人の中には、登録したはずにAmazonギフト券が消えてしまったという人もいます。
それを見て登録をキャンセルできたのではないかと思ってしまう人もいるかもしれませんが、実はこれ、登録がキャンセルできたわけではありません。
Amazonでは登録したAmazonギフト券が転売品などで利用規約に違反したと判断したときに、そのAmazonギフト券を無効化することがあります。
無効化されてしまったAmazonギフト券はまず元の状態には戻してもらえず、お金も返ってくることはありません。
またAmazonギフト券が無効化されるだけでなく、アカウント自体が凍結されてしまう恐れもあります。
そのため正規の手段以外で手に入れたAmazonギフト券を間違えて登録してしまった場合は注意が必要です。
古いAmazonギフト券の場合は期限が切れた可能性も
間違えて登録したAmazonギフト券が消えてしまった場合、有効期限が過ぎてしまった恐れもあります。
実はAmazonギフト券には有効期限があり、タイプに関係なく発効から10年となっています。
そのため古いAmazonギフト券を間違えて登録してしまった場合、有効期限が近づいていて期限が切れてしまったという可能性もあるので注意が必要です
なおAmazonギフト券の有効期限は登録後はAmazonのサイトから確認できるので、登録後は必ず確認しておきましょう。
間違えてAmazonギフト券を購入してしまったらキャンセルできるの?
ここまでに紹介してきたように、Amazonギフト券は一度アカウントに登録をしてしまうと、それをキャンセルすることはできません。
ですがそれだけではなく、Amazonギフト券は間違えて購入してしまった場合もキャンセルできないことがあります。
そこでここからは、Amazonギフト券を間違えて購入してしまった場合にキャンセルできるかについて解説していきます。
デジタルタイプは基本的に購入をキャンセルできない
Amazonギフト券の中でもデジタルタイプと呼ばれるEメールタイプ、印刷タイプ、チャージタイプの3種類は、購入後は基本的にキャンセルすることができません。
これはチャージタイプは購入後支払いをしたと同時にアカウントにチャージされてしまい、Eメールタイプや印刷タイプはすぐに送り先に指定したメールアドレスにギフトコードが記載されたメールが送られてしまうためです。
そのためデジタルタイプをキャンセルしたい場合は、決済が完了する前までに手続きをやめなければいけません。
Eメールタイプならキャンセルできる可能性も
デジタルタイプは基本的に購入後キャンセルができないと紹介しましたが、Eメールタイプのみ特定の条件を満たせばキャンセルをすることができます。
その条件は、「送信日を後日に指定していて、かつ送信日の3日前までに手続きを行う」ことです。
EメールタイプのAmazonギフト券は購入時に送信日を決めることができ、送信日の3日前までならば送信日の変更や注文のキャンセルをすることができます。
ですが送信日まで2日を切ってしまうとキャンセルはできなくなってしまうので注意が必要です。
配送タイプは配送されるまでならキャンセルが可能
Amazonギフト券の中でも配送タイプと呼ばれる商品券タイプ、ボックスタイプ、グリーティングカードタイプ、封筒タイプ、カタログ型ギフト券、マルチパックであれば、購入後発送されるまでの間であればキャンセルすることが可能です。
ですがAmazonギフト券はマーケットプレイスの商品とは違いAmazonが販売しているため、発送手続きが行われるスピードが速い傾向があります。
そのため少し時間が経つとすぐに発送されてしまう恐れもあるため、キャンセルを希望する場合はできるだけ早く手続きをする必要があります。